月次で16時30分定時導入でワークライフバランスの充実

    自社のホワイト化に取り組んだ理由・狙いについて教えてください。

    「IT業界のイメージ改善」です。IoT、AI等、話題性が高く注目される業界ではありますが、昔ながらの所謂3Kのイメージが強く、離職率の高さはもとより、売り手市場の拡大に伴う人材不足、採用難に至っているのが現状です。

    ホワイト化を目指すことで、

    ■同規模同業他社との差別化を図り、採用人数を増加させること
    ■既存の職場環境の改善による、現社員の定着率の浸透を図りたい
    ■社員の働き方改革に関する意識改革を図りたい

    と思料し、取り組みを始めました。

     

    ホワイト化について具体的な取り組みをご紹介ください。

    第一に労働時間の削減です。弊社は、お客様先での業務がメインとなる為、社内業務(会議)が、定時後に実施されることが慣習化されていましたが、即廃止とし、代わりに、月次で終日帰社日を設けることで社内業務を集約しました。

    それに加えて、終日帰社日の定時を16時30分(通常の定時は17時30分)にする事で、社員同士の交流や家族との時間として活用してもらっています。

    また、昨年から全社員にスマートフォン又はタブレット端末を支給しています。時間や場所を問わずにメールや、ファイルにアクセス出来る為、帰宅後の夜遅くに行っていた社内業務も、平日日中帯に行えるようになり、社内業務の負担や拘束時間短縮はもとより、社内と現場のリアルタイムでの情報共有、円滑なコミュニケーションが取れるようになりました。

     

    その施策、取り組みの効果について教えてください。

    定時後の会議や業務にやる気を出す社員は少なく、また終了時間を決めずに進行していた為、全く帰社しない社員がいたり、会議が始まっても、だらだらと時間が過ぎるばかりで非効率でした。終日帰社日は、一日の会議スケジュールを決め、各会議の参加者も必要最小限にしている為、社員の集中力・モチベーションを保つことが出来るようになりました。

    また、会議資料については各自のタブレットから閲覧が出来るので、印刷やプロジェクターが不要となり、効率的に会議や業務が進んでいます。

     

    上記取り組み導入から実施、成果があがるまでに苦労したポイントはありますか?

    終日帰社日の導入については、特にありません。強いて言えば、帰社する為の現場との調整ですが、弊社同様に働き方改革やワークライフバランスを進めているお客様が多い為、ご理解いただいています。

    タブレットについては、導入当初は、電源を落としたまま放置する社員も多く見受けられましたが、会議での利用や、タブレットから印刷可能なプリンタの設置、充電器の設置、管理職からの積極的な声掛けなどで、改善しました。

     

    自社のホワイト化に取り組んだ後、社内・社外から感じられた効果はありますか?

    離職者が減少したことです。

    また、採用で効果を感じています。新卒採用では、会社説明会やインターンの中で、ホワイト認定について紹介していますが、とても好印象で、入社理由アンケートでも「社員を大事にしてくれる会社」と記載する社員が増え、ホワイト企業と認定されるようになったことを実感しています。

     

    今後の課題・これから先目指す「取り組み」をお教えください。

    昨年から、健康経営の取り組みを始めました。弊社は元々、社員の「心身の健康」を経営課題と捉えており、産業医・衛生委員会やストレスチェック、メンター制度の導入も果たしておりますが、更なる健康保持を推進すべく環境整備に取り組んでいきます。

    先ずは、社員に食生活の見直しをしてもらうべく、ミニ研修付きの「バランス弁当」ランチ会を定期的に開催する予定です。

     

     

    レコメンドリクルーティングに強い「ホワイト企業認定」

    企業のホワイト化を総合的に評価する国内唯一の認定制度

    ホワイト企業認定は、“次世代に残すべき素晴らしい企業”を発見し、ホワイト企業認定によって取り組みを評価しています。人々がそれぞれの個性と特徴を活かしながら、溌剌と創造的に働く。そのような企業を発見、普及する制度です。

    ホワイト企業の要件について、1,000社以上の調査実施により企業のホワイト化で取り組むべき70設問を作成。この70設問を7つの項目にわけ、バランスよく取り組んでいる企業にホワイト企業認定を付与しています。

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