全国展開の小売業で転勤希望範囲やキャリアプランを”自分で選択できる”制度導入

    自社のホワイト化に取り組んだ理由・狙いについて教えてください。

    当社は企業理念として「関わる皆の幸せを実現し、笑顔を創造します」を掲げています。

    ここでの「皆」とはお客様はもちろん、従業員やその家族、取引先様の皆様など当社に関わっていただく全ての皆様を指しています。この理念を浸透・実践していくためには考動する従業員の満足度(ES)を高めていく必要があると日々感じています。

    当社は企業名通り「業界のトップになる!」という決意を基に行動してきた結果、業界No.1になることが出来ました。お客様に満足を超えた感動を提供し、更なる笑顔を生み出していく。そのためには約4,500名を超える従業員の行動が必要不可欠です。そのために当社は今回ホワイト化に取り組むこととなりました。

     

    ホワイト化について具体的な取り組みをご紹介ください。

    女性活躍推進の社内研修の様子

     取り組みを行う上で大部分を占めたのは「新人事制度の導入」です。10代から60代まで幅広い年齢層が働く当社では、「働き方」と言っても、それぞれの抱えるライフスタイルも違いますし、描くキャリアプランも異なります。

    そこでこの新人事制度を導入する際にキーワードに上げたのが「選択」という言葉です。新人事制度では従業員一人一人が働き方、働く地域、そしてキャリアプランを「選択」できる内容に変更しています。

    その中でも「自分で転勤希望範囲を選択する」というのは社内で大きな反響がありました。会社の指示ではなく自分自身で、働くエリアを選択できることで、ワークライフバランスを一人一人がより考えるようになったと感じています。

    また、以前から課題であった女性社員の離職率低減に向けて、産休・育休の取得促進だけでなく、お子様が小学校3年生終了時まで利用できる育児短時間勤務の拡充など、より長く働ける環境整備にも力を入れています。

     

    その施策、取り組みの効果について教えてください。

    新人事制度の導入にあたり、まず従業員への理解浸透を重視しました。なぜ今制度を変えるのか、なぜ従業員が「選択」をするのか、といった想いを会社が伝える中で従業員一人一人の働くことへの意識が変わったように感じています。自分の目指すキャリアや理想の働き方といった、自身の「選択」をより能動的に考え、行動する社員が増えました。

    また制度導入と合わせて、理念教育も改めて推進しています。新しい制度で取り入れた「バリュー評価」では会社の目指す方向性を明確にしながら、個人の評価項目を設定しているので、一人一人が会社の想いを理解して日々の仕事に繋がる行動をとれるようになりました。評価基準をより明確にしたことで、評価者も評価される側も納得のいく仕事に繋がっているように感じています。

     

    上記取り組み導入から実施、成果があがるまでに苦労したポイントはありますか?

    会社が制度改革や働き方の見直しを考えている意図を、正しく伝えていくことに苦労しました。全国各地で制度説明会を実施したり、新たに出てきた質問や疑問を踏まえて修正したりと、時間をかけて取り組んできました。制度という会社の骨組みを変えていくからこそ、従業員の気持ちと向き合って取り組むことが重要と考えたためです。

    また以前から女性活躍推進の社内研修を実施していますが、上司と部下の立場とで双方の理解を深める、というのも苦労した点です。研修をスタートした当初は、目的や意図をなかなか理解されず研修への参加も渋々・・・といった雰囲気でした。しかし、ただ集まるだけの座学研修ではなく、参加者が直接、社長をはじめとした役員へのプレゼンや懇親の場を設けたことで、次第に「自分たちの想いを経営陣へ伝えられる場」として、機能し始めました。

    現在第3期まで継続しており、次第に女性社員も、指導する立場の上司も、「働き方」を考えるきっかけになると前向きに参加してくれる方が増えてきています。全国各地にいる従業員へ、理念や制度の浸透を図ることは簡単なことではないですが、地道に続けてきたことが成果に繋がったのではないかと感じています。

     

    今後の課題・これから先目指す「取り組み」をお教えください。

    社員同士で意見交換を行い、ホワイト化に取り組んでいます

     全国展開している当社だからこそ生まれる地域や年代による違いを埋めること。これこそ新人事制度をはじめとする各施策の「浸透」に繋がると考えます。全従業員のモチベーションを向上させ、これからも魅力的な会社を目指していきます。

     

    レコメンドリクルーティングに強い「ホワイト企業認定」

    企業のホワイト化を総合的に評価する国内唯一の認定制度

    ホワイト企業認定は、“次世代に残すべき素晴らしい企業”を発見し、ホワイト企業認定によって取り組みを評価しています。人々がそれぞれの個性と特徴を活かしながら、溌剌と創造的に働く。そのような企業を発見、普及する制度です。

    ホワイト企業の要件について、1,000社以上の調査実施により企業のホワイト化で取り組むべき70設問を作成。この70設問を7つの項目にわけ、バランスよく取り組んでいる企業にホワイト企業認定を付与しています。

    一つの取り組みだけではなく、総合的に判断・評価しているのは、日本の認定組織においてホワイト企業認定のみです。
    自社PRに加え第三者組織からの認定を活用しレコメンド効果を得て、採用活動や企業広報にお役立てください。